朝4時起床。昨夜遅かったこともあり、かなり眠いが、いよいよ砂漠ツアーの始まりだ。メンバーは昨日のツアーでも一緒だった5人。モロッコ人ガイドのオシン、フランス人カップル、Nさん、そして私というメンバーだ。アリと別れ、途中きれいな湖のほとりで日の出を見た後、スクウラへ向かった。
スクウラはあまり旅行者には知られていないかもしれない。カスバ街道沿いのオアシスの1つで、例によってカスバがある。現地の方にカスバ(写真)を案内してもらったり、バラをもらったり、パン作りを見学させてもらったり。家に招かれて焼きたてのパンとお茶をご馳走になり、すっかりくつろがせてもらった。
ローズバレー(写真)では簡単なトレッキング。…のつもりが、なかなかハードだった。インディ・ジョーンズばりに崖をよじ登ったり降りたり。ボリューム満点の昼食をとり、ミントティを飲んでくつろいだ後、ダデス渓谷、トドラ渓谷と移動した。車での移動が多く、昨日の疲れがある日本人組は車内で実によく寝た。きれいな場所に着くと、オシンが"Photo time!"と起こしてくれたので、安心して寝れたです、はい。
トドラ渓谷(写真)を散策後、皆で夕食。ここはロッククライミングのメッカでもあり、アウトドア派と思われる外国人観光客が山ほどいた。疲れていたので早目に布団に入ったが、夜遅くまで騒ぎは続いていた。改めて思うが、このツアーのメンバーは皆コミュニケーションをとるのがうまい。居心地のよい時間が過ぎていく。明日は、いよいよサハラ砂漠だ。