ホームポルトガルリスボン、ロカ岬

リスボン、ロカ岬 flag

1999/8/25(水) →リスボン、ロカ岬

コメルシオ広場

 (スペインから)朝、列車は定刻通りにリスボンに到着した。まずは両替のための銀行探し。1軒目では1万円札なんて知らないと言われた。宿探しでまたまた一苦労だ。
 宿で絵葉書を書いた後、ロシオ広場、コメルシオ広場(写真)(カッコいい!!!)を観光し、シントラ行きの列車とバスを乗り継いでロカ岬へ。

ロカ岬

 岬はすごい霧だった。Tourist informationで最西端到達証明書を購入。切手は売り切れとの事で、絵葉書の投函はできなかった。
 が、岬をうろついている内に霧が晴れてきた。ユーラシア大陸の西の果ての岬(写真)、石碑、大西洋、太陽、とてもいい雰囲気。すっかり気に入って、ずっと岬で休憩していた。今まで訪れたユーラシア大陸の国々が思い出される。でもまだまだ知らない国がたくさんある…。
 帰りはルートを変え、カスカイス経由でリスボンへ。地元の人で混んでいるレストランを見つけ、タラコロッケ、タコのサラダ、ビールの夕食をとった。美味しい上に安い。リスボンは落ち着いた街だ。スペインと違い、夜になると人が減る。でも悪くない。

1999/8/26(木) リスボン

ジュロニモス修道院
ベレンの塔

 朝、昨日出せなかった絵葉書を郵便局で投函。カタコトの日本語を話すお姉さんから切手を買った。市電やケーブルカーに乗り放題の1日券を入手し、ベレンへ。世界遺産にも登録されているベレンの塔(写真)ジュロニモス修道院(写真)など、大航海時代にまつわる建物がたくさんあった。
 中でも印象に残ったのは1軒のレストラン。地元の人が入っているのに惹かれて入ると、ポルトガル語しか解さない、かわいいおばさんが親切に注文をとってくれた。肉だんごとフルーツサラダの豪華な昼食。めちゃめちゃうまかった。何より、私がうまそうに食べてるところを見ているおばさんの笑顔が素敵だった…。

 一端中心部へ戻り、アルファマ(写真)へ。ポルトガル大地震でも生き残った地区で、昔の建物に今なお人々の生活が感じられる場所だ。サン・ジョルジェ城(写真)にも行った。リスボンの街とテージョ川(まるで海)が見渡せ、夕暮れまでここで過ごした。

アルファマを走る市電
サン・ジョルジェ城からの夕景

 日本人の学生と出会い、一緒に夕食をとりに行く事に。アローズデ・マリンスコというポルトガル風リゾットがとても美味しかった。その後バーを2軒程はしご。最後の1軒ではファドも聞けた。哀愁ただよわせる歌だ。個人的にはフラメンコの方が好きかな。最後にふさわしい夜だった。

1999/8/27(金) リスボン→成田

 朝起きると頭が痛い。2日酔いだ。何とか頑張って4時に起き、空港へ。慌しかったけど(欲張りすぎたかな)、いい旅でした。



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