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アレッポ flag

2000/8/7(月) →アレッポ

 アレッポまで4時間40分のバスの旅。パルミラ〜デリゾールと違い、川沿いを走っているためか、緑が多く見えた。
 宿を見つけ、明日のトルコへのバスを調べた後、町の散策に出かけた。スーク(市場)へ。入り組んだ細い道の両側に、肉、魚、野菜、有名なアレッポ石鹸、観光客向けの土産物など、ありとあらゆるものが売られ、人やロバがのんびり行き交う。こういう雰囲気は大好きだ。アレッポ石鹸とスイカを購入したが、明日もう1度ゆっくり散策しようと思う。シャワーを浴びた後のスイカが最高だった

2000/8/8(火) アレッポ→アンタキヤ

 スイカの残りを食べてから散策に出かける。トルコ国境に近いここアレッポも古代都市として世界遺産に指定され、そのシンボル的な存在がアレッポ城と世界最大の市場の1つとも言われるスークだ。途中、キャラバンサライ(隊商宿)で学生に囲まれたりしながら、アレッポ城を目指すも、あいにくの定休日。丘の上にある大きな城の中には入れなかった。

アレッポのスーク
出会った子供

 で、ずっとスークを散策(写真)。相変わらずの混沌としたスークで楽しい。脇道に入ったところで、子供に出会った(写真)。例によって写真を撮ってくれというので、1枚撮らせてもらったのだが、その後もずっと私の散歩についてくるのだ。何かを話そうとしているが、分からない。ガイドをしてくれていたようなのだが…。しかし、トルコへのバスの時刻が迫ってきたため、宿に戻らなければならない私。子供は何も言わず帰って行った。手をふったが、コミュニケーションがとれていないだけに、何とももどかしい。もっと付き合っていたかったのだけど。シリアでは随分子供にお世話になった気がする。

 トルコへのバスは全く順調でなく、途中故障して動かなくなった。今日中にトルコへ行くのは半分あきらめていたが、2時間ほどしたら修理屋がきて何とか動き出す。約1時間後、国境に到着し、イミグレーション、税関を特に問題なく通過。アラビア文字がなくなり、アルファベットになった事でトルコに入ったのを実感した。さらに1時間半ほど走り、午後7時過ぎ、ようやくシルクロードの終点と知られる町アンタキヤに到着した。



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