ブラワヨ flag

2002/9/3(火) マシンゴ→ブラワヨ→

 宿でまたまた豪華な朝食をとった後、バスターミナルへ。途中に小学校があり、休憩時間なのか子供達がグラウンドに出てきたので見学していると、数人の子供が私の側にやってきた。挨拶を交わしたり、握手をしたり。ジンバブエの子供はとても人なつっこい
 小さなワゴンに乗り込み、ブラワヨという街まで約4時間。席が狭いことを除けば居心地は悪くない。ブラワヨ着後、たまたま出くわしたオジサンが列車駅まで連れていってくれることになった。道中、兵士だということが判明。こりゃ心強い。プラットフォームや予約カウンタまで案内してくれた後、行く所があるからと(そりゃそうだ)去っていった。ありがとう!

 ビクトリアフォールズまでの夜行列車を予約し、駅のクロークに荷物を預けてから街の散策に出かけた。花の匂いがあふれるセントラルパーク、動物や歴史に関する膨大な展示品がある国立自然史博物館などなど。夜行列車に備えて買い物をしてから駅へ戻った。

夜行列車

 プラットフォームに貼り出された名前と席番号のリストで自分の席を確認し、夜行列車(写真)に乗り込む。6人用コンパートメントで、乗客は私以外にジンバブエ人とザンビア人。自己紹介をし、話が始まる。ビクトリアフォールズの話、サッカーの話、日本の話、そして"言葉"の話。「母国語が公用語であることは、その国の文化・経済の発展にとってとても大切なんだ。」 どこまで聞き取れているか不安だが、こんな話が始まった。イギリスによる植民地支配の影響と思うが、ジンバブエの公用語は英語だ。ショナ語やンデベレ語といった独自の言語はあるが…。日本語を当たり前のように使える国に住む私には、思いもよらない考え方だった。「アフリカ全体の問題だ」とも。そういうものなのかもしれない。思わぬ所で、リアルなアフリカに少し触れた気がした。



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