ホームペルークスコ、ピサック

クスコ、ピサック flag

2001/5/1(火) クスコ、ピサック

 少し遅めに起きて街を散歩。マーケットが開かれているというピサックへ向かおうと、旅行会社やタクシーと交渉したが、どれも条件がイマイチ。結局自力で行く事にしたが、これが大当たりだった。地元の人でいっぱいのバスに乗り、約1時間のドライブ。料金はわずか2ソル(約60円)だった。

ピサックのマーケット

 ピサックのマーケット(写真)は観光客向けの民芸品が主になっているが、食材も売っていてなかなかの雰囲気。ペルーの楽器「サンポーニャ」を買って(お店の人は吹くのがメチャメチャうまかった)、とうもろこしとオレンジジュースの昼食。この小さな町が大好きになった。そして…。

トラックの荷台で

 たむろしているペルー人にクスコ行きバスの停留所を聞いたのだが、そこへ来たのは自家用トラック。ペルーでは一般的なことらしい。皆乗りこんで、手招きしてくれている。もちろん喜んで乗った。アンデスの風を体全体で感じ(写真)、気分は最高。さらに写真を1枚撮ってもらったのをキッカケに会話が始まった。カタコトのスペイン語と英語でお互いに頑張る。ペルーについて、日本について(日本人の名前に興味を持たれた)。途中、もたれていたトラックの背がいきなり倒れたが、横のペルー人がしっかり腕をつかんでくれた。本当に危なかったが、こんなハプニングがまた皆の距離を縮めた気がする。あっという間の1時間。1人また1人と降りていき、最後に残ったペルー人は道案内までしてくれた。本当にいい出会いだった。
 温かい気持ちでいっぱいになり、お茶でも飲もうと街を散策していると、"Kintaro"という日本料理屋が目に入った。わかめうどんでくつろいだ。うまかった。

フォルクローレレストラン

 アルパカのセーターを買い、夕食までの時間をアルマス広場でのんびり過ごしていると、Mさんという日本人が話しかけてきた。チリを回り、マチュピチュを見るためにペルーへやってきたらしい。食事を一緒にとる事に。Mさんの知り合いの方と合わせて4人でペルーの民族音楽フォルクローレを聞きに行った(写真)。こういうお店には1人では入りづらいので、ありがたい。お互いの旅の話をサカナに、クスケーニャという地ビールを飲みながらの食事。おいしくない訳がない。今日は本当に充実した1日だった。クスコに感謝の気持ちで一杯だ



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