TORAの海外旅行記
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10:00チェックアウト。宿に荷物を預かってもらって町へ出たが、あいかわらず寒い。桟橋にあったTourist Informationでティエラ・デル・フエゴ国立公園へのバスの時刻表をもらった。「寒いし…」と躊躇する気持ちがあったが、行ってみることに。途中晴れて温かくなってきてラッキーと思うのもつかの間、雨が降ってきた。う〜ん、ついてない。
国立公園の入園料20ペソを払い、ハイキングトレイルがあるというラグナ・ベルデまでバスで1時間弱。降りたはいいものの、さてどこへ行こう？とても大きな公園なので一周という訳にはいかない。地図を見てラパタイア湾を目的地とし、観光客の団体が入っていった小道を歩くことにした。道に迷うのが不安だったが、いつの間にか雨もあがり、ウサギがはねていたり、紅葉がきれいだったりと、なかなかのハイキング。途中出会ったアジア人女性2人組は道に迷っていたようだが、自分だけでないことにちょっと安心。太い道に出て、勘のおもむくまま歩き続けると、国道3号線の南の終点を示す看板（写真）が…。着いた！ハイキングでこんなにうれしい気持ちになることはそうはあるまい。しかも奥へ進むと、来てよかったと思えるくらいの絶景（写真）が迎えてくれた。少し晴れ間も出てきて、水面に移る山は美しかった。
少し遅れてきたバスに乗ってウシュアイアへ戻る。いつものレストランで食事をとり、宿で荷物を受け取った後、タクシーで空港へ向かった。
