礼文島
礼文島は北海道にある離島で、海抜0メートルから島の固有種を含む高山植物が咲き、「花の浮島」とも呼ばれます。普段、花にそれ程興味のない私ですが、この島ではトレッキングをしながら珍しい高山植物を見つけるのが楽しみになりました。他にも、岬めぐりをしたり、海を隔ててそびえる利尻富士を眺めたり、魅力いっぱいの島です。
写真
オススメ
トレッキング
高山植物を楽しみながら歩けるトレッキングコースがいくつか整備されています。見たい景色や体力に合わせてコースを選ぶといいでしょう。私は桃岩展望台コースと礼文林道コースを歩きました。桃岩展望台コースは、海を見ながら高山植物が咲き乱れる丘を歩くルートで、とても気持ちよかったです。礼文林道コースは森の中を歩くコースで、赤い頭をしたクマゲラという鳥を見つけました。地元の方曰く、なかなか見られない鳥だそうです。
レブンアツモリソウ群生地
礼文島でしか見ることのできない花で、5月下旬から6月中旬頃までが見頃です。礼文島内でも限られた場所にしか生育していませんが、この群生地ではたくさんの可愛い花を見ることができます。
岬めぐり
南国のような青い海の景観を楽しめる澄海岬、最果てに来たかのような荒涼とした空気が流れるスコトン岬、アザラシが遊びにきている金田ノ岬、それぞれに特徴ある岬めぐりは楽しいです。
北のカナリアパーク
映画「北のカナリアたち」のロケ地なのですが、ここから海を隔てて眺める利尻富士は絶景です。
※参考:礼文島観光協会
アクセス
礼文島は北海道の北端から西に約60kmに位置し、稚内が旅の起点となります。稚内港からフェリーが出ており、礼文島と利尻島を周遊することができます。
礼文島内での移動は路線バスかレンタカー。島内のレンタカーは割高ではありますが、便利です。
我々は犬を連れての旅だったので、自家用車をフェリーに乗せて島まで運びましたが、フェリー代がかなり高くなりました。稚内から車ごとフェリーに乗るのは、長期滞在者向けだと思います。
旅のルート
以前40日間の北海道周遊旅行に出かけたことがあるのですが、その際のルートを参考までにまとめておきます。函館から一気に道北に入り、礼文島、利尻島、稚内、宗谷地方と周りました。もし時間に余裕があれば、道北の西海岸を縦に走るオロロンラインのドライブはオススメです。日本海に浮かぶ利尻富士を見ながら、まっすぐに伸びる道を走るのは最高に気持ちいいです。
日帰りの観光客も多いようですが、見どころも多く、島の方々との触れ合いも楽しいので、私は島での宿泊をオススメします。我々の場合、天気に恵まれなかったせいもありますが、この島に居心地の良さを感じ、当初の予定を延長して4泊しました。
日 | 移動 | 観光 | 宿泊 |
---|---|---|---|
1 | 函館→羽幌(車) | (なし) | 羽幌 |
2 | 羽幌→稚内(車) 稚内→礼文島(フェリー) |
オロロンライン ノシャップ岬 |
礼文島 |
3 | 礼文島周遊(車) | 礼文島 | 礼文島 |
4 | 礼文島周遊(車) | 礼文島 | 礼文島 |
5 | 礼文島周遊(車) | 礼文島 | 礼文島 |
6 | 礼文島→利尻島(フェリー) | 礼文島、利尻島 | 利尻島 |
7 | 利尻島→稚内(フェリー) | 利尻島、稚内 | 稚内 |
8 | 稚内→宗谷→各地(車) | 宗谷岬、宗谷丘陵 |
宿泊
我々が宿泊したのは「カメとはまなす」という民宿です。大変よくして頂き、まるで自分の家にいるかのようにくつろぐことができました。島には他にも民宿はありますし、きれいなキャンプサイトもあります(おそらくペットはNG)。
食事
何といっても、ウニをはじめとする新鮮な魚介類をオススメします。民宿で食べた地元の食材を使った料理、外食で食べたウニ丼やホッケのチャンチャン焼き、どれも最高に美味しかったです。
ホッケのチャンチャン焼(炉ばたちどり)
ウニ丼(酒壷)
コメントを残す