TORAの海外旅行記
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起きて外に出るとすでにタクシーの運ちゃんが待ってくれていた。身支度を済ませ、少しのんびりした後、チェックアウト。宿の人と別れの挨拶を済ませ、空港へ向かった。途中、初日に世話になったガイドとも会い、別れを言った。空港で絵葉書を買おうとしたが金が足りずに断念。絵葉書も買えないくらい、現地通貨がなくなっていた。店の人や観光客に笑われる。「銀行開いてなかったんだもん」と言っておいた。皆さん、マダガスカルへ行く時にはユーロを準備しておきましょう。
定刻通りのフライトで首都アンタナナリヴへ。現地では略してタナと呼ばれる。すぐタクシーの運ちゃんに声をかけられた。両替後、この人のタクシーでダウンタウンへ。控え目で、それでいてたまに親切な言葉をかけてくれる良い人だった。マダガスカル・エアツアーズという旅行会社の前で降ろしてもらう。ペリネ自然保護区にインドリというキツネザルを見に行けないかと思ったが断念。インドリは朝しか見れないそうで（昼間は木の高い所でじっとしているらしい）、明日のフライトに間に合わない。残念だがあきらめ、タナの町を楽しむことにした。
Hotel Shanghaiという中国人経営の宿にチェックイン後、タナの散策に出かけた。Cafe Artというカフェでマダガスカル料理にプリン、エスプレッソを満喫した後、高台からの景色（写真）を楽しんだり、活気のあるアナラケリー・マーケット（写真）をひやかしたり。タナの町は2つの小高い丘に囲まれており、写真は一方の丘の上からもう一方の丘を撮ったものです。
スーパーマーケットでカカオを70%も含んでいるマダガスカル産チョコレート（美味しい!!! お土産としても好評でした）を買ったり、専門店でバニラビーンズを買ったり、歩き回ったおかげで大分土地勘がついた気がする。夜は宿で中華料理、そして久しぶりのお湯シャワーを満喫。明日はこの旅のもう一つのハイライト、フォート・ドーファンへ出発だ。
