TORAの海外旅行記
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英国航空でロンドン経由でマドリードへ。あらかじめ予約しておいたホテルへタクシーで向かった。窓から見える夜のマドリードの街が美しい。久しぶりのヨーロッパだ。
朝、まずは宿探し。1泊4,000ペセタ（3,000円くらい）の宿を見つけてチェックイン。とても親切なおばちゃんのいる宿で、観光に出かけようとすると「鞄は常に見える所に持っていなさい。」と注意してくれた。列車の予約をしにRENFE（スペイン国鉄）営業所へ向かい、明日のコルドバへのチケット、そしてポルトガルのリスボンへのチケットを予約した。
世界遺産にも指定されている古都トレドへ向かおうと、バスターミナルへ。バスに1時間余りも揺られるとトレドに到着した。石畳の美しい町を散策しながら、アルカサル、カテドラル（写真）（きれい!）を観光。ビールとパエリアの昼食も最高だ。
タホ川に囲まれた町の全景（写真）を見るべく、Tourist informationでバス停の場所を聞き、少し離れたパラドールへ。パラドールというのはスペイン国営の古い城などを改装した一流ホテルで、このパラドールのテラスからはトレドの街が一望できる。そして、これがまさに絶景。 こんなに美しい町の景色は他にないかも。レモネードを飲みながら、ずっと見ていた。何とも贅沢な時間。
マドリードへ戻ってくると7時を過ぎていたが、まだ明るい。朝に比べて街に人があふれ、店にも活気があり、こっちまで楽しくなってくる。スペインに来て良かった。夕食後、サングリアの酔いと共に街を散策。昨夜も感じたが、夜のマドリードは美しい。建物や噴水がライトアップされ、広場にどこからともなく人が集まってくる（写真はマヨール広場とプレルタ・デル・ソル）。スペインでは夜が一番活気のある時間なのかもしれない。あっちこっちで音楽の演奏が始まり、皆思い思いの格好で演奏に耳を傾けながら、パンとハムなどの夕食をとっていた。
ホテルへ戻り、チェックを済ませておいた。明日の朝早く発つと伝えると、宿のおばちゃんに「鍵は部屋に置いておいてくれればいい」と言われた。明日は会えないだろうからと、さよならのあいさつも交わした。ほんと、気のいいおばちゃん。スペインに着いてからまだ1日しか経ってないのに、もうすっかりスペインにハマっている。明日からはアンダルシアだ。
