6時起床。今日は慌しい1日になる。砂漠のオアシスにそびえるパルミラ遺跡を見た後、そのままユーフラテス川沿いのデリゾールまで行くつもりだ。タクシーでバスターミナルへ向かい、8時発のバスに乗り込んだ。
パルミラに着いたとたん、たくさんのシリア人ガイドが話しかけてきた。「ラクダは楽だ」と思いっきり日本語で。イマイチ信用する気にならず、とあるお菓子屋さんに荷物を預かってもらい、パルミラ遺跡(写真)を散策。ヨルダンのペトラ、イランのペルセポリスと共に中東の3Pと呼ばれ、世界遺産にも登録されている。想像していたよりデカい…。
喉が乾いたのでシリア人からコーラを買う。どうも砂漠に住む遊牧民ベドウィンと呼ばれる人達のようだ。一緒に座らないかと誘われるまま、絨毯の上に座らせてもらった。コーラを飲み終わると、チャイをごちそうしてくれて、しばらく話をしながらくつろぐ私。途中友達らしきベドウィンがラクダに乗ってやって来たが、ラクダの扱いがメチャクチャうまかった。
ひととおり遺跡を見学した後(一番気に入ったのが四面門(写真))、昼食。暑いだけにビールがとにかくウマい。お菓子屋さんで荷物を受け取り、お礼にお菓子をいくつか買って、昼過ぎのバスでデリゾールへ。窓からベドウィンのテントらしきものが見えた。