バスを降りると、シリア人が話しかけてきて「タクシーは25ポンド。それ以上払う必要はないから。」とわざわざ教えてくれた。「歩き方」に載っているユーフラテス川沿いの宿までそのタクシーで向かった。
少し休憩してからユーフラテス川を見ようとデリゾール橋まで散歩。デリゾール橋はとてもきれいな橋。ここから見る夕日(写真)がまた素晴らしかった。たくさんのシリア人が話しかけてきて、一緒に写真撮影。何だかとても居心地のいい町だ。
川のそばにあったレストランでチキン、ラム、サラダ、ビールの食事をとり、橋へ戻ると、またたくさんのシリア人が話しかけてくる。子供達が写真を撮ってくれとポーズまでとっていたが、フィルムがなくなってしまった。ゴメンね…。夜は川べりですずむのがこの町に住む人達の習慣のようだ。パルミラ遺跡とユーフラテス川、古代文明そのものも素晴らしいが、そこに現在も住んでいる人達との出会いが印象的な1日。
宿の充実した朝食をとった後、町を散策。スーク(市場)でオリーブ石鹸を買い、もう1度ユーフラテス川を見に行った。
橋の上から川へダイビングしているシリア人がいた。面白いので見ていると、いつの間にか大勢のシリア人(写真)に囲まれる。川に飛び込むところを写真に撮るよう言われ、私はカメラマンとなった。
帰り道、小さな子供3人組(写真)がまたまた写真を撮ってくれと話しかけてきた。壁に描いてある絵と一緒がいいらしい。喜んで撮らせてもらった。とてもシャイなかわいい感じの子供達で話はあまり続かなかったが、いい出会いだった。後から気付いたのだが、アドレスを聞けばよかった。送ってあげられたのだが…。
なんだか、とても楽しい一時。皆、ありがとう。宿で荷物を受け取り、バスでアレッポへ向かった。