ホームエジプトルクソール

ルクソール flag

1997/2/26(水) カイロ→ルクソール

 (前日ローマからカイロに到着)4:00起床。朝食後、カイロ国内線ターミナルへ。ほぼ定刻通り離陸、ルクソールを目指した。ルクソール空港ではタクシーの客引きが群がってくる。周りの観光客は全員何かのツアーに入っているらしく、いつの間にか空港にいる観光客は私1人になってしまった。とりあえず外に出てみたが客引き以外誰もいないし何もない。客引きのタクシーに乗りこむしかなかった。
 案の定「ホテルを紹介する」とか「ツアーに入れ」とか言ってきたが、全て断った。さらに訳の分からんホテルの前で降ろされたのと50pt(15円くらい)のバグシーシを払ってしまったのがシャクだった。とりあえずルクソール駅へ向かおうと思うものの、自分がどこにいるのかも分からない。親切な白人のおばさんに方角を教わり(車で送ってやるとまで言ってくれた)、どうにか駅へたどり着く事ができた。

 道中はカルチャーショックの連続だ。砂ぼこりの中を馬車、ロバ、車が走る。そしてあちこちにエジプシャンが座り込んでいる。30秒に1回くらいの割合で客引きが話しかけてくる。こんな経験ははじめてで、エジプトに来た実感が湧いてくるなんて生やさしいものではなかった。手頃な宿を見つけてチェックイン。シャワーなしだが、ベッドが3つも置いてある部屋が1泊20ポンド(600円)だった。

大列柱室
カルナック神殿

 少し休憩してから、駅で明日のアスワンへの列車を予約し、カルナック神殿(写真)を観光しに行った。大列柱室(写真)は迫力満点だったが、道中のエジプシャンの生活ぶりの方がインパクトが強かった。

ナイル川

自転車をレンタルし、自転車ごとナイル川の対岸へ渡ろうとしたが、うまくいかず、時間も厳しくなってきたので、近辺のスーク(市場)を見たり、ナイル川(写真)沿いですずんで過ごした。気持ちがいい。

 夜は宿で停電があり、宿の人にもらったろうそくの光だけで過ごす事になった。エジプトに慣れるだけで精一杯の1日。



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