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ディエン高原 flag

2009/1/1(木) ディエン高原

A Happy New Year

 A Happy New Year! 夜、何やら騒がしいのでホテルの外に出てみると、新年を待ちきれないインドネシア人が大騒ぎ。バイクのエンジンをふかす人、爆竹を鳴らす人、ロケット花火を打ち上げる人、昼間町で売っていた笛を吹く人…。音がどんどん大きくなり、新年になると花火(写真)が。日本でいつもテレビを見ながらのんびり年を越してきた私には初めての体験だ。

アルジュナ寺院群

 朝、ホテルで粥の食事をとり、コスマスさんと合流してディエン高原を目指す。ディエンとはサンスクリット語で「神々の座」。古くから山岳崇拝の聖地だった所だ。
 高原というだけあって、坂道をどんどん上り続ける。窓から緑豊かな段々畑が見え、3時間程のドライブだったが、退屈しなかった。車を降りると、緑が豊か(写真)だからか、空気もおいしく感じられ、気持ちいい。アジサイに囲まれた美しい道を歩き、ジャワ最古のヒンドゥ遺跡アルジュナ寺院群を散策。遺跡はあまり修復されていないが、周りで現地の人がくつろいでいるためか、荒れた印象は受けず、むしろのどかでいい雰囲気。信仰の地であった昔も、こんな風に人が集まっていたのかもしれない。

湯が沸いている

 活気のある市場を通り、シキダン地熱地帯へ。打って変わって荒涼とした地が眼前に広がった。方々で白煙が吹き上がり、硫黄の匂いがすごい。何やら足元でブクブク音がするので下を見ると、湯が沸いている(写真)!。まさに地熱地帯。先に進むと、大きな噴気孔があり、このような泥湯が煮えくりかえり、白煙を上げていた。独特な景観にテンションが上がる。

ワルナ湖

 来た道を引き返し、少し歩くと湖が見えてきた。ワルナ湖(写真)だ。今度は美しい静寂の世界。ワルナとは色を意味するそうで、湖面は場所によって様々な色を見せる。緑の中の遺跡が作り出すのどかな空気、そして自然が見せる2つの全く異なる姿…、ディエン高原を満喫だ。

 次に目指すは、ボロブドゥール。途中昼食をとっていると、雨が降ってきた。しかも半端ない大雨。どうなることやら。



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