TORAの海外旅行記
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朝5時起床。眠い。マシンゴへ行くべく、タクシーでムバレのバスターミナルへ。客引きのおかげで迷うことなくバスに乗れ、アフリカの景色を見ながらの約4時間のバスの旅はなかなか楽しかった。
マシンゴはグレート・ジンバブエ遺跡観光の拠点となる町だが、それでも遺跡へのアクセスは充実しているとは言いがたい。遺跡近くのジャンクションでバスを降ろしてもらい、30分も歩くと見えてきた。広大な公園の中に、石でできた遺跡が散在している。世界遺産にも登録されており、ショボイとも聞いていた遺跡だが、決してそんなことはないと思う。Complex Hillと呼ばれる小高い丘から見るGreat Enclosure（写真）は美しい。間近で見るGreat Enclosureもナカナカのものだし、博物館にあった鳥の彫刻Zimbabwe Birdも興味深かった。一気に興味が湧き、Lonely Planetを頑張って読んだくらい。アフリカ南部にここまでの石の文化があったとは驚きだ。
公園内には村もあり、チップを払うと中へ入れてもらえる。これがまた楽しかった。ジンバブエの楽器ムビラに興味を持った私1人のために、たまたま居合わせた家族がライブを始めてくれた。ムビラを弾き、歌や踊りまで披露してくれた（写真）。偉大な遺跡と自然に囲まれながら聞いたアフリカのリズム、気持ちの良いものである。
帰り道がまた一苦労。バスがなかなか来ない。何とかミニバスを拾ってマシンゴへ戻り、宿でステーキの豪華な夕食を楽しんだ。部屋も驚くほどきれい。
