TORAの海外旅行記
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7時起床。昨夜早目に就寝したせいか、すっかり疲れもとれた。朝の散歩がてら、ホテルのコンシェルジュに行ってボラボラ島ジープサファリツアーを申し込み、部屋で朝食。昨日スーパーで買ってきた食材でサンドイッチを作ったのだが、これがイマイチ。何となぜかパンがチョコ風味で、ハム、チーズ、マヨネーズとの相性が…。1つ1つはまずくないのに、絶妙に組み合わせが悪い。妻と2人で今後は別々に食べようと誓った。
午前中はホテルでナポレオンフィッシュやサメの餌付け（写真）を見学。このホテルは敷地を散策しているだけで、いろんな景色に出会えるし、スタッフの方々と気持ちいい挨拶を交わせるし、心が洗われるようだ。
午後ジープサファリ開始。昨日行ったスーパーのある本島に船で渡り、ジープに乗り換えて島を一周した。島のいろんな果物の木を見ながら悪路を登ると、目の前に美しい海の景色（写真）が広がる。あいにく天気はイマイチだったが、それでも海の美しさは十分だ。
ガイドさんの説明も興味深く、地元の方々が住んでいるエリアを走り、「この庭にはお墓があるんだよ」とか「ティキというタヒチの守り神だよ」とか丁寧に地元の文化を説明してくれた。
他にも、タヒチアン衣装のパレオ（写真）を作っている所を見学させてもらったり、マラエ（写真）と呼ばれるタヒチ宗教の聖地を訪問したり。一見すると聖地とは分からない空間だが、よく見ると石にカメの絵が彫られている。カメはポリネシア人にとって神聖な動物とされているそうだ。
ガイドさんからは、タヒチの挨拶"iorana!"（こんにちは）が、この地にやってきたイギリス人に対する"You are owner!"から来ていること、タヒチの観光業でフランスが潤っているもののタヒチ人はあまり旅をしないこと、大学はタヒチ島のパペーテにしかないこと等々、地元ならではの話をたくさん聞くことができた。ツアーの最後にココナッツジュースとバナナをご馳走になった。
今夜はボラボラ島最後の夜。ホテルのレストランで寿司のディナーを楽しんだ。日本食が恋しくなってきた今の我々には最高のご馳走だ。
朝、最後にもう一度ホテルの敷地内を散歩し、チェックアウト。船に乗って空港へ出発だ。ホテルの桟橋（写真）でスタッフが最後まで手を振って見送ってくれた。最高のリゾート滞在をありがとう！
イースター島とタヒチを周るというのは、以前からいつか行きたいと考えていたルートだ。休みが多くとれて今回ようやく実現したが、予想以上に楽しい旅になったと思う。イースター島、タヒチ島、そしてボラボラ島、出会った全ての方に感謝したい。
