成都 flag

2001/9/1(土) 成田→北京→成都

 日本航空と中国国際航空を乗り継ぎ、北京経由で中国西部は四川省の中心都市「成都」へ。初めてマイレージの恩恵にあずかった。
 成都空港はとても小さい。外に出ると2人程タクシーの客引が寄ってきたが、アッサリしており、断るとすぐにあきらめていた。バスに乗りこみ、街の中心部へ着いたのが夜6:30過ぎ。早速宿探しである。英語が通じず苦労したが、広くてきれいな部屋に180元(約2,700円)でチェックインした。

 夕食をとりに街へ。適当なレストランを見つけて、辛いと噂の麻婆豆腐にトライ。はい、辛かったです。とにかく山椒がきいている。口が痺れ、全身から汗が噴き出してきて、食べた後も胃の中で刺激を感じる程に。私は翌日にはまた食べたいと思ってましたが、日本のものとは全く別物です。
 何はともあれ早速中国を感じる事ができた。夜、部屋にマッサージのお誘いの電話が。中国式マッサージ、興味がなくもなかったが、断っておいた。

2001/9/2(日) 成都

 疲れをとろうと昼前まで寝た。雨の中、川沿いを交通飯店へ。今回の旅の目的の1つチベット自治区について情報を得るためだ。2001年現在、チベット自治区には個人では入れないが、5名以上のツアーに入る形をとれば入境許可証が発行される。つまり5名集まるまで待たなければならず、時期によっては数週間待つ事もあるらしい。交通飯店とはバックパッカーご用達の宿で各種ツアーも扱っており、人が集まりやすいはずなのだ。まずは情報を集めて、この旅の予定を立てるつもりだった。
 交通飯店は英語が通じるのもありがたい。チベットツアー担当の人曰く、「明日出発でいいか?」。ツイてる!!! 銀行で元を用意し、入境許可証取得料、往復の飛行機、3泊分の宿泊費、現地ツアー代合わせて3,970元(60,000円弱)を支払った。こうも簡単に話が運ぶとは…。

武侯祠:諸葛亮殿へ

 昼食後、バスで武侯祠(写真)へ。三国時代の蜀の丞相、諸葛亮孔明の祠堂である。入口の大門をくぐり、まっすぐ進むと、まず蜀の皇帝劉備玄徳の祠堂が数々の武将に囲まれて建っており、さらに奥へ歩くと諸葛亮殿がある。数々の武将を見ていると、高校時代に読んだ三国志の数々の物語が思い出された。50人余りの三国志の武将が描かれたトランプをお土産に購入。庭もとてもきれいな所だっただけに、雨が降っていたのは残念だ。

横丁字街

 バスで中心部まで戻り、街を散策。屋台で買った羊(?)の串焼きが、唐辛子が効いていてとてもおいしかった。デパートの上にあるレストランでラーメン、ご飯、ビールの夕食もとったが、こちらは期待した程ではなかった。
 帰り道、市場が開かれた古い街並を見つけた。これは楽しい。鳥やウサギ、魚、野菜などが売られていて、すごい活気。地図で確かめると横丁字街(写真)とあった。



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