北京 flag

2001/9/14(金) →北京

 朝5:30予定通り北京西駅へ到着。お世話になった中国人に礼を言おうと思っていたのだが、言いそびれてしまった。ありがとう。声をかけてきた客引きに誘われ、ワゴンで市内中心部まで来たが、紹介された宿はイマイチ。徒歩とバスで崇文門までたどり着き、近くにあった宿に1泊400元(約6,000円)でチェックインした。値段が高いだけあって、すごくいい部屋。熱いシャワーが気持ちいい。ここを拠点として、北京周辺の世界遺産を巡りつつ、北京の町を歩いてみたい。

景山公園から見た故宮

 故宮へ。約500年にわたって24人の皇帝が王宮として使ったところだ。天安門広場から景山公園まで歩いたが、何より印象に残ったのが観光客の多さ。いたのね、こんなに…。建物1つ1つの迫力もさることながら、とにかく広い。疲れたが、景山公園からの眺め(写真)は素晴らしかった。

頤和園

 バスを乗り継ぎ、2時間近くかけて頤和園(写真)へも行ってみたのだが、ここの方が個人的に気に入った。皇室庭園の1つで、大きな湖と中国式建造物がなんともいい雰囲気。湖には船が浮かび、湖に沿って作られた廊下の天井には、延々と三国志や西遊記等の名場面が描かれている。夕日も素晴らしかった。

 夕食は、便宜坊という有名なお店で北京ダック。それ程美味しいとは思わなかった。脂っこい。皮を食べてるのだから、当たり前なんだけど。大勢で食べるとまた違うのかもしれない。夜は宿で旅の疲れを癒した。

2001/9/15(土) 北京

万里の長城

 朝、部屋で中国の美味しいお茶を満喫。JALのオフィスでリコンファームをした後、万里の長城などを巡る観光バスに乗り込んだ。前門から出ていて、気軽に参加できるし、わずか50元のお得なツアーである。
 八達嶺というポイントで万里の長城(写真)を観た。写真やテレビで見た景色が眼前に広がり、時間一杯歩き回った。これだけのモノをよく作ったもんだ。端ははるか彼方に霞んで見える。「万里の長城」なのだから当たり前なのだが、やっぱり感動だ。
 明十三陵の1つに数えられる定陵を見た後、19時頃前門へ戻る。バスの中では隣のおっちゃんと筆談したり、前の席にいたマルコメ君と笑顔を交わしたり。途中で食べたナシやモモもおいしかった。

北京の屋台

 少し迷ったものの、王府井と呼ばれる一角で夕食。屋台(写真)が出ていて、ビール片手につまんでいたらすっかり腹一杯になった。現地の人々もたくさんいて、結構きれいなお姉さんがサソリの串揚げなどを食されている。「食べられないよ」と身振りで伝えると、笑われた。雰囲気も抜群である。


2001/9/16(土) 北京→成田

天壇祈年殿

 朝、天壇(写真)を見に行く。皇帝が天に五穀豊穣を祈る場所らしい。建物の美しさもさる事ながら、音が反響するように設計されており、なかなか興味深い。

 今回もたくさんの人達にお世話になった。特に中国人に対するイメージは随分変わった気がする。



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